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食物繊維が不足していませんか?寒天を使って健康的な食生活を!

みんなの情報シェア 公開日:2023年03月15日

野菜をはじめ、豆やキノコ類、海藻に多く含まれる"食物繊維"
健康的な食生活には欠かせない食品成分です。
みなさんは日々の食事の中で、意識して食物繊維を摂っていますか?
 
 
食物繊維は便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、
血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。
 
日本人の平均食物繊維摂取量は、1950年頃には一人あたり一日20gを超えていましたが、
穀類・いも類・豆類の摂取量の減少に伴い、減少傾向にあります。
最近の報告によれば、平均摂取量は一日あたり14g前後と推定されています。
 
出典:厚生労働省e-ヘルスネット
   https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
   清水 純「食物繊維の必要性と健康」(2023年3月現在)
 
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では
一日あたりの食物繊維の摂取目標量を、18~64歳の男性で21g以上、女性で18g以上としていますが
野菜類だけで目標量に達するのは手間と時間もかかり大変です。
そのため、いろいろな食品を組み合わせて効率よく摂取する工夫をしてみましょう。
 
出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
 
 
寒天は、原料のテングサなどの海藻由来の食物繊維が豊富に含まれており、
「食物繊維の王様」とも呼ばれるほどで、
食物繊維が不足している現代の食事にぜひ取り入れていただきたい食品です。
 
あんみつなどデザートのイメージが強く、
甘いものを控えている方など食事に取り入れるイメージが浮かびづらいかもしれませんが
スープや味噌汁に糸寒天を加えてボリュームを増やしたり、粉寒天で料理にとろみを付けたり、
またご飯を炊くときに加えたり、卵や野菜を出汁と合わせて寒天で固めたりといろいろな調理に活用できるそうです。
 
 
もっと手軽に寒天を取り入れたい方は、ところてんや寒天ゼリーなど
そのまま食べられる一品を食事に加えるのもおすすめです。
ところてんの独特の風味が気になる方はところてんを軽く洗ってから、
水に漬けて10分ほど冷蔵庫に入れておくと風味が弱まり食べやすくなるそうです。
 
寒天を失敗なく使うためのコツは次の通りです。
①寒天をしっかり水で戻す
②十分な加熱をするために、沸騰させた後も加熱を2分ほど続けてから火を止める
③冷たい材料は常温に戻してから寒天に加える
 
材料との相性や商品ごとの特性もあるので、
商品の注意事項をお読みの上でご活用ください。
各寒天メーカーのサイトでも様々なアレンジレシピが掲載されていますので
ぜひ検索して、日常に寒天を取り入れてみてくださいね♪
 
※掲載情報は更新日時点での内容となります。今後、内容が変更となる場合がございますのでご了承ください。
 

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